メルマガ2015.01.09 掲載
月刊VQSマガジン バックナンバー 便利な機能紹介10
便利な機能紹介
「当社採用の電子政府推奨暗号化技術 Camelliaについて」
2013年に行われた電子政府推奨暗号リストの更新において
「推奨暗号リスト」に採用されました!
「電子政府推奨暗号リスト」とは、暗号技術検討会(事務局: 総務省
及び経済産業省)及び関連委員会(事務局:情報処理推進機構及び
情報通信研究機構)により2003年2月に制定されました。
2003年に発表された初版では、64ビットブロック暗号として、
CIPHERUNICORN-E(NEC)、Hierocrypt-L1(東芝)、MISTY1
(三菱電機)、128ビットブロック暗号としてCamellia(NTT、
三菱電機)、CIPHERUNICORN-A(NEC)、Hierocrypt-3(東芝)
SC2000(富士通)、ストリーム暗号としてMUGI・MULTI-S01
(いずれも日立製作所)と、日本の企業によって開発された暗号
方式が多く採用されていました。
10年ごとに電子政府推奨暗号リストは更新されます。
2013年の更新でリストは「推奨暗号リスト」「推奨候補暗号リスト」
「運用監視暗号リスト」の3つに分けられ、日本発の暗号方式では、
Camelliaのみが「推奨暗号リスト」に認定され、他の暗号方式は全て
「推奨暗号リスト」に準じる「推奨候補暗号リスト」に移動となりました。
VQSコラボが採用している暗号がこのCamelliaとなります。
VQSコラボは、今後も安心・安全のセキュリティ設計で
遠隔コミュニケーションをサポートしてまいります。
※月刊VQSマガジン12月号でご紹介した内容より掲載しております。