アバストアンチウイルスインストール環境下で入室できない症状について:02
セキュリティソフトのavastを使用していると、入室の際に下図のようにVQSコラボをウイルスであると誤検出し、入室をブロックされる事例が報告されておりましたが、avastのウイルス定義が更新されました。ウイルス定義が最新のavastをインストールされたお客様で問題は発生しません。ウイルス定義が更新される前にインストールされたお客様で、VQSコラボに入室できない場合、以下の手順で改善を行ってください。
症状:
入室処理の途中、VQSのモジュールの一つがブロックされ「SubInitialize() Error」と表示されます。
※Avastをご利用でない場合でも起こる事があります。この時の対処法はVQSの再インストールとなります。
「OK」をクリックすると「エラーコード:G002」が表示されます
対処法:
以下、アバストアンチウイルス2015を例に回避の方法をご説明します。
1.VQSコラボのエラーメッセージを終了する。
①図1に表示されているポップアップ(SubInitialize()Error等)の「OK」をクリックします。
②図2のようなエラーメッセージが表示されますので「OK」をクリックします。
2.Windowsを再起動する。
③以降の作業を確実にするため、Windowsの再起動を行ってください。
3.Avastのウイルス定義を最新状態にする。
④Avastを起動し、「設定」をクリックします。
⑤「更新」をクリックする。
⑥「更新する」をクリックする。
⑦「OK」をクリックする。
3.隔離されたVQSコラボのモジュールを復元する。
⑧「統計」をクリックします。
⑨「コンポーネントの状況」をクリックします。
⑩「●●個の項目がウイルスチェスト内にあります」をクリックします。
⑪ウイルスチェスト一覧から一番上の「VQSCTRL.OCX」をクリックします。(色がオレンジ色に変わります。)
⑫選択した「VQSCTRL.OCX」の上で右クリックし、メニューから「ファイルを復元して除外リストに追加する」をクリックします。
⑬「選択されたファイルを本当にグローバル除外に追加しますか?」とメッセージが表示されますので「はい」をクリックします。
⑭「次のプログラムにこのコンピューターへの変更を許可しますか?」とメッセージが表示されますので「はい(Y)」をクリックします。
⑮ウイルスチェスト一覧が表示されますので「×」をクリックします。
⑯統計ページが表示されますので「×」をクリックします。
4.完了
VQSコラボ入室のテストを行ってください。
5.改善しない場合
●ウイルス定義が最新になっていない可能性があります。
⑥の設定でウイルス定義のバージョン・公開日が図と同じかそれ以降である事をご確認ください。
●隔離されたモジュールが復元できていない可能性があります。
エラー表示無く復元が正常に行われなかったケースが報告されており、その場合の対処として、ウインドウズを再起動後、⑧以降を再度行う事で復元すると考えます。
上記2点をご確認の上、入室テストを行ってください。
以上